セールスエンジニアリング部(技術)|中央化工機株式会社

社員インタビュー
Interview

培ってきた知識と技術を結実させ、
新たな主力製品を世に送り出したい。
TOMOKAZU ASAI

浅井 智一セールスエンジニアリング部 2005年入社

Job Description SEスタッフ

現在の仕事内容を教えてください。

粉体機器から蒸留プラントまで
さまざまな設備の設計を担当。
営業として顧客対応もします。

セールスエンジニアリング部という名の通り、私の部署ではひとりひとりが営業と設備設計を兼任。それぞれに担当顧客がいます。その目的は、営業・設計間の伝達ミスをなくし、仕事の精度を高めるため。そして、お客様からのあらゆる質問や要望にスピーディに対応するためです。もともとが技術職の人、営業畑の人など、人によって仕事のバランスは異なり、私はエンジニアリング部門がメイン。お客様の要望を取り入れた設備設計、仕様書や製作書の作成、完成した設備の現地試運転立会いなどを担当しています。

この仕事のやりがいは何ですか?

自分のアイデアを実現し、
お客様の問題を解決していく。

当社の製品はラインでの大量生産ではなく、お客様のニーズに合わせたオーダーメイドです。そのため、常に新しい設備を設計することになります。お客様が抱える課題の解決策を探るべく、上司やセールス担当者とアイデアを出し合い、計算書などで検証して実現可能かどうかの裏取りをします。問題をひとつひとつクリアしながら、設備の仕様が次々と固まっていくプロセスは毎回ワクワクします。そして、検討を重ねた設計が先方に承認され、数カ月後には実物として完成する。実際の運転を目にした時の喜びは、エンジニア冥利に尽きます。

入社後、一番苦労したことは何ですか?

材料や工作のノウハウから
構造力学、熱力学まで、
膨大な知識を現場で学んだこと。

一口に設計・作図といっても、材料の性質や工作の方法、構造力学、熱力学、単位操作、制御、機械製図まで、必要とされる知識は数え切れません。私はそのほとんどを現場で学んだので、知識の習得には苦労しました。また、図面にひとつでも間違いがあれば製造工程が滞り、設計の見直しや再製作に時間とコストがかかります。納入後であれば、当然クレームになってしまう。「ひとつのミスも許されない」というプレッシャーは常にあります。

入これから挑戦したいことや、
今後の目標を教えてください。

新製品の開発に携わりながら、
自分の経験を次世代に
受け継いでいきたい。

自分が蓄積してきた知識と技術を、次世代へ伝承していくこと。そして、セールスエンジニアリング部を牽引していくことが、自分の使命だと感じています。そして、ひとりのエンジニアとして、既存の振動ミルや振動乾燥機と並ぶ、新たな主力製品を開発したいという想いがあります。この仕事は、常に学びの連続であり、飽くなき向上心と根性が大切です。これから当社で働く方々にも、与えられた仕事に興味を持ち、学ぶ姿勢を持ち続けてほしいと思っています。