乾燥・粉砕技術辞典|中央化工機株式会社
乾燥・粉砕技術辞典
用語一覧
乾燥機Drying machine
粉砕機Mill
乾燥機Drying machine
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対流伝熱乾燥の種類
箱型乾燥機・バンド乾燥機・トンネル乾燥機・噴出流乾燥機・通気竪型乾燥機・回転式乾燥機・流動層乾燥機・振動流動乾燥機・気流乾燥機・噴霧乾燥機
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伝導伝熱乾燥機の種類
振動乾燥器・真空箱型乾燥機・円盤乾燥機・溝型-円筒型攪拌乾燥機・逆円錐型攪拌乾燥機・回転乾燥機（円筒回転乾燥機・二重円錐回転乾燥機）・ドラム乾燥機・真空ドラム乾燥機・多円筒乾燥機
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輻射伝熱乾燥機の種類
赤外線-遠赤外線乾燥機・太陽熱利用乾燥機
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その他の乾燥機の種類
マイクロ波乾燥・過熱水蒸気乾燥・真空乾燥・凍結乾燥・ヒートポンプを利用した乾燥・超音波乾燥
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サチる（動詞）
サチュレーションを動詞化したもの。飽和した状態のこと。グラフなどで平衡に近づいた状態。
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コンタミ（名詞）
コンタミネーション。 異物・汚染の意味として使われる。
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クロスコンタミ
バッチ式の容器に付着していた前ロットの原料が、後ロットの原料とコンタミとして混じること。
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予熱
材料の温度上昇に使われる熱量。
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恒率乾燥
一定面積から蒸発する水分量が一定の乾燥。
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減率乾燥
恒率乾燥後の蒸発速度が、徐々に減ってきている乾燥。
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熱媒
ジャケットに通して間接加熱を仲介する気体・液体。 スチーム、温水、油など。
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冷媒
ジャケットに通して間接冷却を仲介するもの。 水、不凍液など。
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減圧乾燥
真空ポンプで缶内の圧力を下げて、液の沸点を下げる乾燥。
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真空ポンプ
容器の圧力を下げる装置。 水封式、ルーツ式、油回転式などがある。
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乾燥及び粉砕媒体
乾燥機内に入れて、原料の解砕及び振動ミルで原料を粉砕するためのボール又はロッド。
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平均粒度（平均粒子径）
粒度分布で平均した値が50%となる粒子の大きさ。
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間接加熱
ジャケットを介して温水・蒸気・熱媒などを用いた加熱。
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直接加熱
バーナーなどの火炎を直接原料にあてる加熱。
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ライニング
缶体内面（粉砕筒、乾燥筒など）にライニング材を取付すること。 アルミナ、ゴム、ナイロン、ジルコニアなどがある。
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コーティング
缶体内面（乾燥筒など）にコーティングすること。 テフロンコーティング、パイロコーティングなどがある。
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イナートガス（inert gas）
不活性ガス。 化学元素記号の周期表で一番右の列にある気体。 ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンなど。
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キャリアガス（carriea gas)
缶体内部で浮遊している蒸気を、空気又はその他の気体で運び去る作用をするガス。
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HEPAフィルター
空気中の微細な粉じんを、ほとんど100％捕集する高性能フィルター。エアーフィルター性能試験法により、定格流量で粒径0.3μmの粒子に対して99.97％以上の捕集効率を持ち、かつ、初期圧力損失が一般に300Pa（30mmH2O）以下の性能を持つエアーフィルターと定義される。
通常のHEPAフィルターは繊維径1μm以下、充てん率5％前後の微細繊維層ろ紙でできており、これをジグザグ状に折り、枠組みにしたユニットとして、クリーンルームなどに使われることが多い。 -
ULPAフィルター
エアーフィルター性能試験法により、定格流量で粒径0.15μmの粒子に対して99.9995％以上の捕集効率を持ち、かつ、初期圧力損失が一般に300Pa（30mmH2O）以下の性能を持つエアーフィルターと定義される。
HEPAフィルターと比較して、ろ材の繊維径は細く、フィルターの折り込み密度は高い。スーパークリーンルームで用いられる。 -
圧力損失
一般に使用されている集塵装置には、遠心力を利用したサイクロンと濾過形式を取るバグフィルターの2種類がある｡集塵装置内を流れる気体は、装置内の摩擦、流れの曲折、拡大などによって圧力損失が起こる｡通常50～200mmAqであり、この値が小さいほど動力は少なくて済む｡
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安息角（息角、休止角）
粉体堆積層の自由表面が、静的平衡状態で水平面に対してなす最大角度。息角、休息角、休止角ともいう。理想的なクーロン粉体の安息角は、内部摩擦角と一致すると考えられる。実際の粉体では安息角の方が大きくなることが多い。
測定法としては、①注入法、②排出法、③傾斜法などがあるが、注入法で測定した安息角は、排出法、傾斜法で測定した場合より小さくなる傾向がある。 -
カサべり度、かさべり度、嵩べり度
タッピングあるいは、加圧などによって粉体の見掛け体積が減少する度合。
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かさ密度、カサ密度、嵩密度
粉体の質量をその占めるカサ体積（空間体積）で割った値。
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ガス吸着法、BET法
粉体粒子の表面に占有面積の分かった分子（通常、N2ガス）を吸着させ、その量から試料粉体の比表面積を求める方法。
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含水率
固体中の水分の量を表す値。
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凝集
粒子同士が衝突し付着する現象のことを凝集といい、気相および液相中の高濃度微粒子分散系の動力学的挙動を支配する重要な因子であり、凝集により全粒子の総体積は保たれるが、粒子数が減少し、粒子の大きさが増大する。
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凝集体
一次粒子が何らかの相互作用力により集合したものであり、構成する一次粒子が識別できなければならない。したがって、融着などによって一次粒子が識別できなくなった場合には凝集体とは呼べない。
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空気透過法
粉体層に対する流体（空気）の透過性から粉体の比表面積を測定する方法。
粉砕機Mill
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メカノケミカル
固体物質の粉砕過程での摩擦、圧縮等のエネルギーにより局部的に生じる高いエネルギーを利用する結晶化反応等の化学反応を言う。
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メカニカルアロイング
2種類以上の金属粉等を媒体式粉砕機により、粉砕媒体が金属粉等を加圧、展延を繰り返すことで合金を作る方法を言う。
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媒体（粉砕媒体）
原料を粉砕するために一緒に入れる物体。形状は、球状（呼称：ボール）や円柱状（呼称：ロッド）などがある。また、材質やサイズも複数種類があるため、原料と粉砕品を考慮して選定する。
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ロッド（粉砕媒体）
粉砕媒体として使用する、金属製の丸棒である。
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振幅
弊社の振幅とは機器の全振幅を指し、『振幅8ｍｍ』の場合は、片側に4ｍｍづつ振れることを表す値。
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重力加速度倍率（G）
振動数と振幅との関係から生じる衝撃力を表す値。
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防振装置
機器や構造物に振動や衝撃が伝達するのを防ぐ装置。
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凝集
粉体が塊状になることを凝集と言う。振動ミルでは、原料に湿分が含まれている場合や、原料粒子径がかなり小さい時に多くみられる現象である。
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粉砕助剤
粉砕時の凝集/付着を防ぐための添加剤を言う。アルコールや水、ステアリン酸などを少量添加することで凝集/付着を防ぐ効果を得られる。
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ライニング（ライナー）
金属コンタミを嫌う製品の場合は、アルミナやナイロン、ゴムなどの材質をライニングすることで金属コンタミを防止できる。粉砕筒の保護の為に金属ライナーを装着する場合がある。
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アンバランスウェイト
回転軸にアンバランスウェイトが固定されており、その回転によって発生する遠心効果がスプリング上の粉砕筒を高速円振動させ、粉砕の動力源となる。
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ユニバーサルジョイント
粉砕筒の接続には動力がスムーズに伝動される為に、ユニバーサルジョイントを使用する。
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メッシュ
篩の網目の大きさを表す単位で、１インチ（2.54cm)がいくつに仕切られているか、すなわちこの中に何本の網目が通っているかを表す値。
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安息角
一定の高さから粉体を落下させて、自発的に崩れることなく安定を保つ時に、形成する山の斜面と水平面となす角度を表す値。
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R-R線図
ロジン・ラムラー式によって表わされる、粒子の粒子径分布を表す図。