乾燥機の特長
振動乾燥機の振動機構を受け継いだ小型乾燥機です。
まめかんVU型:50~90CC(仕込量)/まめかんVH型:100~125CC(仕込量)
VU-15型:1L(仕込量)、VH-10型:1.4L(仕込量)などの小型機器があります。
VUF型振動ろ過乾燥機は、バッチ式縦型の乾燥機でろ過機能を追加した装置です。
従来の方法では、スラリー状などの液分の多い原料において遠心分離機やフィルタープレス等で脱液工程が必要な場合、次工程で別の乾燥機で乾燥を行う必要がありました。これに対し本装置では、スラリー状など液分の多い原料を脱液から乾燥までの工程を1台で行うことができます。
シンプル構造でラクラク洗浄
GMP対応可能
ろ過とバグフィルターが一体化
乾燥時間がぐ〜んと短縮
密閉構造で外部への汚染の心配無し
摺動部が無いのでコンタミ混入が皆無
さまざまな材質で製作可能
軸シールが無いのでシール性がGood
本装置は、スラリー状の原料を加圧または真空による脱液ろ過、乾燥までを1台で行うことが可能です。
従来の方法では、液分の多いスラリー原料では遠心分離機やフィルタープレス等で、脱液工程を行い別の乾燥機で乾燥を行う必要が有りました。本装置では、スラリー状の原料から乾燥した粉までの工程を1台で行うことができます。
均一乾燥に定評がある振動乾燥機の技術を組み合わせた新製品です。
設計圧力 | 本体:−0.1〜0.2MPa、ジャケット:0.5MPa |
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ろ材の種類 | ろ布(耐酸アラミドフェルト)等 その他、焼結板など対応可能 |
ろ過面積 | 0.07㎡ |
ろ過方法 | 吸引・加圧 |
標準仕込量 | 15L(全容量) |
材 質 |
本体:SUS316L、ジャケット:SUS304 オールステンレス対応可(但し、駆動部、モーターは除く) |
振動数 | 16.2〜24.2Hz(可変) |
全振幅 | MAX≒3mm |
モーター | 0.25kW×200V×2台 |
本装置は、凍結粉砕された原料を振動乾燥機に投入して凍結乾燥をするシステムです。
凍結棚式乾燥機と比べて乾燥能力が約3倍
投入/排出工程は、クローズシステム化が可能で異物混入対策や暴露対策も可能
棚式乾燥機より大幅に乾燥時間が短縮でき、また、品替えする時の洗浄性も抜群に良いため、乾燥・洗浄時間の短縮でランニングコストを下げることが可能
単位面積当たりの仕込量が多いことから、設置面積のコンパクト化が可能
均一乾燥に定評がある振動乾燥機の技術を組み合わせた新製品です。
テスト機型式 | FD-VUI5型 | FD-VH20型 | |
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全容量 | 5L | 12L | |
仕込量 | 1L | 7〜10L | |
ジャケット温度性能 | 制御温度 | −20〜40℃ | |
コールドラップ性能 | 到達温度 | −45℃ | |
融氷 | 真空融氷方式 | ||
真空性能 | 到達真空度 | 13Pa |
凍結振動乾燥 | 凍結棚式静置乾燥 | ||
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原料 | 名称 | 冷凍トウモロコシ粒 | |
形状 | 粒状 | ||
嵩密度(g/ml) | 0.63 | ||
水分率(wt.%(Wet Base)) | 78.2 | ||
凍結温度(℃) | −40 | ||
乾燥条件 | 原料重量(仕込み量)(kg) | 7 | 0.92 |
原料重量と接触している伝熱面積 (有効伝熱面積)(㎡) |
0.17 | 0.08 | |
原料の厚み(mm) | 150 | 20 | |
投入イメージ等 | 内径Φ208mm ×奥行き400mm |
縦・横 237mm(内法) |
|
缶内圧力設定(kPa) | Full Vacuum | ||
加熱温度1次乾燥(℃) | −10 | ||
加熱温度2次乾燥(℃) | 20 | ||
振動数(Hz) | 38 | ― | |
振幅(mm) | 3 | ― |
凍結振動乾燥 | 凍結棚式静置乾燥 | ||
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乾燥結果 | 乾燥時間(h) | 86 | 84.5 |
乾燥品重量(kg) | 1.45 | 0.19 | |
水分率(wt.%(Wet Base)) | 3.8 | 2.7 | |
乾燥時間・伝熱面積当たりの 原料処理量(kg/(m2・h)) |
0.48 | 0.15 | |
乾燥能力比率 | ≒3 | 1 |
流動層は、粉粒体中に気体を吹き込み固体粒子を浮遊懸濁させ流体に似たような状態をつくり、乾燥や吸着、反応などの操作に利用されます。従来の流動層では流動化の対象となるのは数十μm以上の粉粒体でした。しかし、振動流動層装置は、気体と振動の相乗効果により“流動化が困難”とされていた数μmあるいはサブミクロンの微粉体でも安定した良好な流動層を形成し、しかも少ない気体量で流動化を保つことが出来ます。このことより、固、気の接触時間が長く保て、飛び出し粒子も少なくてすみます。粉体の形状に対する適応が広く、湿潤材料への適用も可能です。また、付帯設備の小型化、削除が可能です。応用としては、乾燥、濾過乾燥、加湿調湿、反応、表面改質、脱溶剤、分級など。特に医薬粉末原料中に含まれている微量溶剤を除去する装置として大変有効です。
用途としては、医薬品、食品、樹脂粉、黒鉛、トナー、セラミック、金属粉、香辛料、スファインケミカル粉粒体など。
溶剤優先除去として、アセトン、エタノール、IPA、メタノール、ピリジンなど。
機種は縦型のVUA型と横型のVHA型が有ります。
スチーム等の熱媒体により加熱され回転するドラムの表面に処理材料をフィルム状に付着させ、ドラムが1回転する間に蒸発乾燥し、スクレーパーナイフで乾燥品をかきとります。液状、ペースト状、泥状の原料を真空下で低温の乾燥が可能です。溶剤を含む付着性スラリーから溶剤を容易に回収することも可能です。
ダブルコーン型真空容器を回転させることで被乾燥物を流動させジャケットからの伝熱により乾燥します。
熱媒には、温水、スチーム、熱媒油が使用できます。高温の固相重合装置としても使用できます。
内部には攪拌羽根が無く原料の投入、排出が容易で、残留が少なく洗浄も容易です。
また、溶剤の回収も回収セットを用いることにより容易に出来ます。
原料を入れたトレイを真空容器内部の加熱板棚に静置し、温水あるいは蒸気での加熱板棚からの伝熱及び輻射による間接加熱で真空乾燥します。原料の性状に広く対応でき、熱に弱い原料や酸化を嫌う原料に適しています。また、溶剤の回収も容易です。
撹拌羽根を組み込んだ逆円錐型容器内に原料を入れ、ジャケットから加熱し、真空下で均一に混合、乾燥します。堅型なので製品の排出が容易で残留がなく、回収率が向上します。